【騙されるな】ビッグローブ光の工事費用と実質無料のリスク

ビッグローブ光を契約するときに気になるのが工事費用ですね。
結論からお伝えすると、3年の契約期間中、継続的に利用できる人であれば、工事費は実質無料(0円)になります。
しかし、短期解約する可能性がある人は、工事費用の負担を覚悟する必要があります。
なぜなら、解約時に支払い終えることができなかった工事費用が請求されるからです。
当ページでは、そんなビッグローブ光の工事費の内容を1から知ることができて、リスクの確認もできるようにまとめました。
ビッグローブ光の工事費用は?|実は他社と比べても高額!
はじめに、ビッグローブ光の工事費用は以下の通りです。
ビッグローブ光(3年プラン) | 工事費用 |
---|---|
マンションタイプ (集合住宅) |
16,500円 |
ファミリータイプ (一戸建て) |
19,800円 |
※土日休日に工事を行った場合は追加工事費3,300円が上乗せされます。
確率は少ないですが、下記いずれかに当てはまりませんか?
- 既に光コンセントが自宅に設置されている場合(実際の画像はこちら)
- LAN配線方式になる場合
※LAN配線方式になる確率は非常に低い。
いずれかに当てはまる場合は、ビッグローブ光の工事費用が安くなります(下記の表)。
工事費用 | 分割払いにする場合 | |
---|---|---|
マンションタイプ (集合住宅) |
8,360円 | 275円+231円 × 35回 |
ファミリータイプ (一戸建て) |
8,360円 | 275円+231円 × 35回 |
※なお、めったにありませんがLAN配線方式に当てはまる人は、最大速度が100Mbpsになるので注意が必要です。
また、ビッグローブ光の工事費用は2種類の支払方法から選ぶことができます。
- 一括払い
(初回に全額を支払う) - 分割払い
(36回に分けて支払っていく)
上記いずれかの方法を、申し込み時に選ぶことが可能です。
ただ、一括払いにすると負担が大きすぎるため、大多数の人は分割払いを選びます。
なお、分割払いにした場合は以下の通り、36ヶ月に渡って支払うことが決められています。
ビッグローブ光(3年プラン) | 工事費用 分割払いの場合 |
---|---|
マンションタイプ (集合住宅) |
715円+451円 × 35回払い |
ファミリータイプ (一戸建て) |
550円 × 36回払い |
上記の工事費用がビッグローブ光の月額料金に上乗せされる形で毎月請求されます。
しかし、工事費0円特典を正しく使うことで、工事費の負担が0円になります。
工事費0円(無料)特典とは?リスクも必ず押さえよう。
ビッグローブ光では「工事費0円特典」が用意されています。
その特典は、「工事費用の分割払いと同額の割引が毎月受けられる。」といった内容です。

「工事費0円」と言われると、初めから工事費が無いかのように感じますが、あくまで割引が適用されて0円になるという意味です。
ですので、36ヶ月ずっと割引を適用し続けることで、工事費用は実質0円(無料)になります。
実質的な工事費 ※継続利用の場合 |
工事費用 (分割払い) |
特典の割引 | |
---|---|---|---|
マンションタイプ (集合住宅) |
実質0円 | =715円+451円 × 35回 | –715円+451円 × 35回割引 |
ファミリータイプ (一戸建て) |
実質0円 | =550円 × 36回 | –550円 × 36回割引 |
【注意】工事費0円特典の裏に潜むリスクとは?
ビッグローブ光の「工事費0円特典」は上手く活用できれば素晴らしいです。
しかし、途中解約の可能性がある場合は本当に注意が必要です。
なぜなら、解約をした時点で (工事費0円特典の) 割引も同時に終了してしまうからです。
どういうことかイメージしづらいと思うので、時系列の表を作ってみました。
※ここではマンションタイプを1年で解約する場合を想定。

途中で解約すると、割引も同時に終了することがわかりますね。
そして、本来支払うはずだった残りの工事費用(工事費の残債)は、解約時に一括で請求されることになります…。
また、契約期間である3年以内に解約すると、以下の違約金も合わせて請求されます。
- マンションタイプ:3,360円
- ファミリータイプ:4,230円
つまり、早期解約になってしまうと、工事費の残債 + 違約金の両方を負担しなければならないのです。

また、早期解約する予定が無くてもマンションに住んでいる人は注意が必要です。
マンションでは引っ越し時に強制解約になるケースもある。
まず、引っ越し先のマンションでビッグローブ光を契約するためには、物件内にNTTの設備が導入されていることが大前提となります。

しかし、次に引っ越しするマンションにNTTの設備がなければ、ビッグローブ光の契約・継続利用できなくなり、解約するハメになります。

このようなケースに当たってしまい、ビッグローブ光を1年使って解約するとなった場合でも、
- 違約金:3,360円
- 支払い終えていない工事費用の請求:10,824円
上記2つが請求されることになり、合計で14,184円も自己負担させられるのです。
まとめ・リスクを回避する方法
ビッグローブ光の工事費用は、「工事費0円特典」を正しく活用できれば実質無料です。
ただし、長期利用できない可能性がある人にとっては非常に大きなリスクが潜んでいると言えます。
ですので、「3年も継続して今の家に住み続けられるかわからない…」という人に関しては、後々のことを考えてビッグローブ光自体を避けるべきです。
じゃあどうすればいいのかというと、契約期間の縛りが無くて違約金が0円の光回線サービスを選ぶことです。
月額料金が3,520円(最安値級)のサービスや、auとのセット割引が使えるサービスもあるのでリスクを避けながらも安く使える点がポイントです。
マンションの人は注目しているサービスなので必ず確認しておきましょう。