光回線の工事の前に!
知っておきたい全知識まとめ
光回線のインターネットを開通させるときに、避けては通れないのが工事ですよね。
みなさんの疑問を1から順番に解決できるように、必要な知識を全てまとめておきました。
光回線の工事に関連する
全ての記事一覧
工事内容・流れ・時間
(一戸建て&マンション)
工事にかかる費用
工事で設置される機器
その他の疑問を解決する記事
光回線の配線方式(中級者向け)
光回線工事の流れと始まるまでの期間
まずはじめに、光回線の工事は申し込み時に決めた工事日に行われます。

そして工事日になると、作業担当者さんが部屋まで光ケーブルを延長する工事を行ってくれる上に、インターネット接続に必要な機器も接続してくれます。
工事中にしなければいけないことはありませんが、担当者さんのお迎えと確認のサインだけは必要になるので必ず自宅に居るようにしましょう。
また、工事は1日で終わり、その日から光回線のインターネットが使えるようになります。

工事にきてもらうまでにかかる期間と、工事の作業時間は以下の目安を参考にしてください。
お住まい | 工事に来てもらうまでに かかる期間 |
作業時間 |
---|---|---|
一戸建て | 申し込みから 30日ほど |
60分~2時間 |
集合住宅 (マンション等) |
申し込みから 14日ほど |
30分~60分 |
大切なポイントは、サービスを申し込んだ後、すぐ工事に来てくれるわけではないことです。
サービスの申し込みと同時に、工事の予約も行いますが、
- 一戸建てなら約30日後
- 集合住宅なら約14日後
といった具合に、実際に工事をしてもらうまでに時間がかかります。
※工事会社の忙しさによっては予約できる日が前後することもあります。
繁忙期(3月・4月)は新生活が始まるため、多くの人が光回線サービスを申し込みます。
そのため、通常よりも工事までにかかる期間が2~3倍ほど伸びてしまう傾向があります。

早い時期にサービスを申し込んでおき、余裕をもって工事日を決めておくことが望ましいです!
万が一、あらかじめ決めておいた工事日に予定が入ってしまっても日程を延期してもらうことは可能です(無料)。
なお、「光回線の工事内容を詳しく知りたい」という人向けにページを用意しておきましたので、気になる人は一度確認してみてください。
※上記のページでは「光回線の詳しい工事内容」「工事からWiFiが使えるまでの流れ」も解説しています。
工事費用・無料にするための方法

光回線の工事をしてもらうには、工事費用がかかります。
申し込むサービスによって異なりますが、相場は以下の通りです。
- 一戸建て:18,000円
- 集合住宅:15,000円
しかし、ここで押さえておきたいポイントは、大手企業が提供している光回線サービスを申し込んでおけば工事費用の負担が実質的に0円になるということです。
代表的な光回線サービスの工事費用を表にまとめておきました。
サービス名 | 工事費無料 キャンペーン |
工事費用 一戸建て |
工事費用 マンション |
---|---|---|---|
ドコモ光![]() |
あり | 19,800円 | 16,500円 |
ソフトバンク光 | あり | 26,400円 | 26,400円 |
auひかり | あり | 41,250円 | 33,000円 |
ビッグローブ光 | あり | 19,800円 | 16,500円 |
@nifty光 | - | 19,800円 | 16,500円 |
OCN光 | - | 19,800円 | 16,500円 |
ぷらら光 | - | 19,800円 | 16,500円 |
工事費無料キャンペーンを行うのは、NTTdocomo(ドコモ光)や、SoftBank(ソフトバンク光), KDDIグループ(auひかり、ビッグローブ光)といった大手企業が多く、安心できます。

光回線の工事費用をすべて負担すると、高額になりがちです。
できれば工事費用の負担がなくなる「工事費無料キャンペーン」を行う大手人気サービスを申し込むようにしてください。
工事費無料キャンペーンは、長期利用(2~3年)を前提にしたキャンペーンとなります。
そのため、もし2~3年で解約をしてしまうとキャンペーンが適用されなくなり、工事費用が請求されるケースがほとんどです。
「2年~3年以内に引っ越しをする」「早期解約をする」といった人は注意が必要です。
なお、「光回線の工事費についてもっと知りたい」という人向けにページを用意しておきましたので、気になる人は一度確認してみてください。
※上記のページでは「工事費用の支払方法(分割払い)」「工事費無料キャンペーンの詳しい仕組み」も解説しています。
工事で設置される機器・WiFiを飛ばす機器

光回線の工事で必ず設置される機器(☆)、WiFiを使うために必要な機器は主に4種類あります。
- 光コンセント(☆)
- ONU(☆)
- ホームゲートウェイ
- WiFiルーター
光回線の工事を行った人全員に設置されるのが☆マークの機器です。
その他の機器は、WiFiを飛ばすために必要になったり、プラス機能(ひかり電話など)を使えるようにするための機器となります。
1.光コンセント(☆)
(光ケーブルを固定する機器)


話は少し戻りますが、LEVEL1(光回線の工事内容・流れ・時間)でお伝えした光回線の工事を一言でいうと、「電柱に通っている光ケーブルを部屋につなげるための工事」となります。
ただ、普通に考えると外から室内に光ケーブルを固定するには、何かしらの機器が必要になりますよね。
その機器が「光コンセント」なのです。
また、光コンセントは工事の際に設置される機器です。
光ケーブルの引き込み方法によって光コンセントの形は変わりますが、機能は全く同じです。

もし、「光回線の工事をしていないのに、光コンセントがもとからある!」という人は光回線の工事をしなくて済む可能性が高いです。
部屋にもとからある人向けに解説ページを作っておきましたので、該当する人は一度確認してみてください。
※上記のページでは「光コンセントの説明」「元からある場合に得られるメリット」「光コンセントを活用してネットが使えるまでの流れ」を説明しています。
2.ONU【光回線終端装置】(☆)
(ネットを使えるようにする機器)


ドコモ光、ソフトバンク光、OCN光などで使われている(日本で最も使われている)ONUです。
※auひかりや電力会社の光回線サービスの場合、見た目は異なりますが機能は同じです。
ONUは、光コンセントから延長された光ケーブルの終端(はしっこ部分)につながり、運ばれてきた光信号を電気信号へと変換する機器です。
※日本語で「光回線終端装置」と言います。
簡単にいうと、光信号のままではインターネットは使えないので、ONUがネットが使える形(電気信号)に変えてくれているのです。

ONUが持つ機能は光回線のインターネットを使う上で必須となります。
また、光回線の工事で設置されます。
さらにONUの仕組みが気になる人は以下のページで確認できます。
3.ホームゲートウェイ
(ひかり電話やWiFiを使えるようにするための機器)

主に、ひかり電話(固定電話)を使えるようにするための機器です。
また、WiFiを飛ばす機能も持っており、サービスによっては無料でWiFiを飛ばすこともできます。

先ほどご紹介したONUと、ホームゲートウェイが一体型になった機器もあります。
つまり、ONUとホームゲートウェイの機能が1つにまとまった機器です。
一体型になるとややこしく感じる方もおられますが、ONUとホームゲートウェイが中に入っていると考えれば分かりやすいです。
※NTTの光回線を使ったサービス(ドコモ光やソフトバンク光など)を申し込むときに、ひかり電話を同時に申し込んだ場合に設置されます。
もっと詳しく知りたい人は以下のページをご覧ください。
4.WiFiルーター
(WiFiを使えるようにするための機器)

主にWiFiを飛ばすために使われる機器が「WiFiルーター(無線LANルーター)」です。
申し込んだサービスによっては、光回線の工事でWiFiを飛ばすための機器が設置されないことがあります。
そういったケースでは、WiFiルーターを別途準備してWiFiを飛ばす必要があります。
※基本的にWiFiルーターは光回線の工事で設置されないため、自分で用意して接続します。

ONU一体型ホームゲートウェイが設置された場合は、上記のイラストのように設置されます。
光回線の工事ができないケース

とくに賃貸住宅にお住まいの人に多いのですが、物件の都合で光回線の工事ができないケースもあります。
たとえば、
- 一戸建て:電柱から光ケーブルを引くのが困難な立地に住んでいた。
- 集合住宅:マンションに対応していない光回線サービスを申し込んだために、管理会社から許可してもらえないなど。
といったケースです。
一戸建てでは非常に珍しいのですが、マンションにお住まいの人にはよく起こりがちな問題です。
このようなケースに遭遇した場合は以下のページで、今の状況と対処方法を確認するようにしてください。
※もし状況がわからないのであればネットピチームに聞いて頂いても構いません。
その他の疑問を解決する。

これまで説明してきた一般的な内容でカバーできなかった部分・よくある疑問を解決できるようにページを用意しておきました。