すぐ分かる!マンションにおける光回線の工事内容・流れ・時間・許可が要る人

マンションで光回線の工事をするとき、内容や流れに不安を持たれる人は多いかと思います。
とくに、賃貸マンションはオーナーの所有物であるためトラブルに巻き込まれたら…と思うと嫌ですね。
しかし安心してください。当サイトでは以下の悩みが全て解決します。
- マンションにおける光回線の工事の内容
- 工事までの期間や、工事自体にかかる時間。
- 大家さんや管理会社に許可を取らなければならないケース。

事前に押さえるべきポイントを順番にわかりやすく説明します。
どんな内容の工事がマンションで行われる?流れも確認しよう。
まず、光回線サービスの申し込みが終わると、最短2週間ほどで光回線の工事が始まります。
※工事日は申し込み時に指定可能。
そして、工事日になると以下3つの流れで担当者がインターネットを使えるようにしてくれます。
- 光ケーブルの引き込み
- 光コンセントの設置
- インターネット接続に必要な機器の設置
これら作業にかかる時間は30~60分が目安で、すぐに終わります。

わかりづらいワードも含めて、順番にわかりやすく説明します。
流れ1.光ケーブルの引き込み
実は、マンション内には光回線の設備がもとから設置されています。

ですので、この光回線の設備から部屋に向けて光ケーブルを伸ばします。
※共用スペースのMDFと呼ばれる箱の中に、光回線の設備が入っています。
流れ2.光コンセントの設置

延長してきた光ケーブルを固定するために、部屋内に光コンセントと呼ばれる機器を設置します。
この光コンセントは、みなさんがご存知のコンセントと同じような形をしています。

光ケーブルを接続するためのコンセントが「光コンセント」です。

マンションによって設置される光コンセントにはいくつか種類があり、上記の4つが代表的です。
どれも機能は同じですが、工事担当者の判断次第でどれになるか決まります。
流れ3.インターネット接続に必要な機器の設置

設置した光コンセントに、インターネット接続に必要な機器をつなぎます。
この機器は、「ONU」または「ホームゲートウェイ」と呼ばれ、インターネットの契約内容によってどちらになるのか決まります。

ネットのみを契約すると「ONU」が設置されます。
電話もセットで契約すると「ホームゲートウェイ」が設置されます!
これで光回線の工事は完了…?
上記の3ステップで光回線の工事は完了です。(所要時間は30分~60分が目安。)
このあと、パソコンとONU(もしくはホームゲートウェイ)をケーブルで繋ぐとインターネットの利用開始です。
ケーブルとは「LANケーブル」と呼ばれるもので、ONUやホームゲートウェイと一緒に付いてきます(購入の必要なし)。

しかし、無線のインターネット(WiFI)を使えるようにするために準備が必要なケースがあります・・・。
WiFiを飛ばすための機器を準備しておこう。
申し込まれるサービスによっては無線のインターネット(WiFI)を使うために専用の機器を別途購入する必要があります。
「WiFiルーター」と呼ばれる機器です。

せっかく光回線の工事をしてもらうのであれば、有線の接続も、WiFiによる無線接続も両方できるようにしておくのがベストです。
しかし、自分で最適なWiFiルーターを選んで購入して…となると手間もお金もかかってしまいますよね。
そのため、光回線のサービスの申し込みがまだ済んでいないという人は、はじめからWiFiルーターがついてくるサービスを選ぶようにしましょう。

最近の人気サービスは、工事が終わったあとすぐにWiFiを使えるようにしてくれています。
必ず自分に合った最適なサービスを選び、手間や負担を最小限に抑えましょう。
工事の許可をマンションの大家さんや管理会社からもらう必要はあるか?
例外を除き、工事の許可をもらう必要はありません。
なぜなら、マンションにもとから設備が導入されているということは、マンション側が光回線の利用を許可しているのと同じだからです。

しかし、マンションに光回線の設備がないケースにおいては許可が必要になるため注意してください。
マンションに光回線の設備がないケースとは?
光回線サービスを申し込むときに、
- マンションタイプ
(集合住宅向け) - ファミリータイプ
(一戸建て向け)
2つのうちいずれかのプランになることは知っていますか?
普通であれば、マンションに住んでいる人はマンションタイプになります。
しかし、申し込んだサービスがマンションの設備に対応していなければファミリータイプになり、一戸建て向けの工事が必要になります。

この場合、一戸建て向けの工事が必要になるため、管理会社(または大家さん)へ連絡して許可をもらっておく必要があります。
一戸建て向けの工事では、ビス(クギとネジが合体したもの)を壁に打ち込むことになる可能性が多いからです。

光回線の申し込み時に、マンションタイプになると言われれば問題ありません。
ただ、ファミリータイプになると言われた場合は注意が必要です。
