事業者変更とは?メリット・デメリット・注意点・費用・流れ

事業者変更で乗り換えがカンタンにできることを気づいた女性

光コラボレーションサービスの乗り換えは、事業者変更で簡単にできるようになりましたね。

たとえば、

  • 工事なしで乗り換え可能。(工事費用0円)
  • 乗り換え時のネットが使えない期間が発生しない
  • 固定電話番号を変える必要がない

といった風に、手間なく負担なく簡単に光回線の乗り換えができるようになったのです。

しかし、そんなメリットがある一方で…

  • 手数料が2回も取られる
  • 違約金がかかる
  • 工事費の残債がかかる

などのデメリットを受けてしまう可能性もあります。

当ページは、事業者変更とは? メリットは? などの解説はもちろん、

知らないと危険なデメリットや注意点も合わせて解説していきます。

また、最後に具体的な手順や流れも確認することができるようにまとめました。

話しかけるねっぴ先生

読み終わるころには、安心して事業者変更ができる知識が備わっているでしょう。

もくじ
  1. 事業者変更とは?
    1. 光コラボレーションサービスのおさらい|具体例一覧
    2. 事業者変更ができないサービスに注意!
  2. 事業者変更のメリット3つを正しく知ろう。
    1. メリット1.工事は必要なし
    2. メリット2.そのまま使い続けられる
    3. メリット3.光電話の番号を変えなくて良い。
  3. デメリットは何? 注意点も合わせて解説。
    1. デメリット1.手数料が2回も取られる
    2. デメリット2.光コラボで使っていたオプションが使えなくなる
    3. デメリット3.違約金がかかる
    4. デメリット4.工事費の残債がかかる
  4. 事業者変更のやり方・流れなどの全手順
    1. STEP1:事業者変更承諾番号の取得
    2. STEP2:乗り換え先へ申し込み
    3. STEP3:約1週間後に自動で完了

事業者変更とは?

光コラボから光コラボへ乗り換えるのは事業者変更

事業者変更とは、「光コラボレーションサービス」から「光コラボレーションサービス」へ簡単に乗り換えることができる制度のことを言います。

具体的には、

  • 工事なし・工事費用なし
  • 乗り換え時にネットが使えなくなる期間なし
  • 光電話の番号を変える必要なし

といったように、手間や費用をかけずに乗り換えができます。

なお、この制度は2019年7月1日に総務省主導のもとで作られました。

事業者変更 通常の工事
工事 なし 立ち合い工事が一般的
工事費用 0円 15,000円~
サービスの
解約
自動的に
解約
解約の手続き
の必要あり
ネットが
使えない期間
なし 乗り換え先が
開通するまで

通常の乗り換えでは、工事が必要なうえに工事費用もかかります。

また、解約の手間や開通工事の立ち合いが必要で時間がかかります。

光コラボレーションサービスのおさらい|具体例一覧

光コラボレーションサービスとは、NTTの光回線を使って提供されるサービスの総称を言います。

NTTと各社がコラボして提供するサービスなので、光コラボレーションサービスと呼ばれるのです。

※ 省略して「光コラボ」「光コラボレーション」などと呼ばれることが多いです。

たとえば、NTTとソフトバンクがコラボして「ソフトバンク光」が提供されているといった感じですね。

話しかけるねっぴ先生

分かりづらいと思うので、具体的なサービス名を手っ取り早く確認してみましょう!

分類 光回線を使った
サービス名
通信速度
(bps)
提供会社
N
T
T
ドコモ光
契約数1位
1Gbps NTTドコモ
ソフトバンク光
契約数2位
1Gbps ソフトバンク
ビッグローブ光 1Gbps ビッグローブ
@nifty光 1Gbps ニフティ
So-net光 1Gbps So-net
DTI光 1Gbps DTI
@TCOMヒカリ 1Gbps TOKAIコミュニケーションズ
OCN光 1Gbps NTTコミュニケーションズ
ぷらら光 1Gbps NTTぷらら
IIJmioひかり 1Gbps IIJ(インターネットイニシアティブ)
U-NEXT光 1Gbps U-NEXT
DMM光 1Gbps DMM.com
その他100社以上… 1Gbps
K
D
D
I
auひかり
推定3位
【※1】
1Gbps
【※2】
KDDI
auひかりちゅら
エリア限定
1Gbps 沖縄セルラー電話





コミュファ光
エリア限定
1Gbps 中部テレコミュニケーション
eoひかり
エリア限定
1Gbps オプテージ
ピカラ光
エリア限定
1Gbps STNet(エスティネット)
メガエッグ
エリア限定
1Gbps エネルギア・コミュニケーションズ
ビビック
エリア限定
1Gbps QTnet(キューティーネット)
N
T
T

【※3】
NURO光
エリア限定
2Gbps
【※2】
So-net

【※1】auひかりの契約者数は公に発表されておらず、各データを調査したうえでの推定となります。

【※2】主に一戸建てタイプでは5G~10Gbpsの高速プランも用意されています。

【※3】NTTの光ケーブルでも、ダークファイバーと呼ばれるものを使用した特殊なサービスです。

サービス名 提供エリア
auひかりちゅら 沖縄
コミュファ光 東海エリア
岐阜、静岡、愛知、三重(+ 長野)
eoひかり 近畿エリア
兵庫、大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山(+ 福井)
ピカラ光 四国エリア
徳島、香川、愛媛、高知
メガエッグ 中国エリア
鳥取、島根、岡山、広島、山口
ビビック 九州エリア
福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島
NURO光 関東エリア
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬
東海エリア
三重、岐阜、愛知、静岡
近畿エリア
大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀
九州エリア
福岡、佐賀

事業者変更ができないサービスに注意!

事業者変更は光コラボから光コラボへの乗り換えのみで使える制度です。

※ 言い換えれば、”光コラボ間の乗り換え” ですので、事業者変更はコラボ間転用と呼ばれることもあります。

そのため以下のような独自回線を使ったサービスで事業者変更はできません。

  • KDDIが独自回線で提供するサービス
    ex) auひかり、auひかりちゅら
  • 電力会社系の光回線で提供するサービス
    ex) コミュファ光、eoひかり、ピカラ光、メガエッグ、ビビック
  • NTTのダークファイバーで提供されるサービス
    ex) NURO光

上記のような光コラボ以外のサービスでは、通常の乗り換えが必要になります。

もちろん、光コラボから上記サービスへ乗り換える場合でも、上記サービスから光コラボへ乗り換える場合でも、事業者変更は使えません。

ポイント
  • 光コラボとは、NTTの光回線を使ったサービスの総称。
  • 事業者変更は光コラボから光コラボへの乗り換えのみ使える制度。
  • auひかり、eoひかり、NURO光などのサービスで事業者変更はできない。

事業者変更のメリット3つを正しく知ろう。

事業者変更を行う方法や注意点・デメリットは後述しますが、まずはメリットについて正しく押さえておきましょう。

メリットの仕組みを正しく知っているだけで、事業者変更をするときの不安やリスクを軽減できるからです。

教えるねっぴ先生

現在、すでに光コラボを利用している人の目線から説明します。

メリット1.工事は必要なし

現在光コラボを利用している人は、NTTの回線を利用していることは先ほどお伝えしましたね。

となれば、乗り換えるサービスもNTTの回線を使う光コラボなら、わざわざ設備を変える必要はありません。

今使っている設備も、乗り換え先の設備も同じわけですから。

ですので、工事は必要なく、工事費用もかからないのです。

話しかけるねっぴ先生

事業者変更がコラボ間で実現したのは、「同じ回線を引き続き利用するから」という理由があります!

今使っている機器もそのままでOK?

光コラボを利用しているなら、ONUもしくはHGW(ホームゲートウェイ)と呼ばれる機器をお使いのはずです。

ホームゲートウェイ(HGW)とONUのイラスト
光コラボを最大1Gbpsで利用している場合、これらの機器が設置されます。

この機器もNTTの設備の1つですので、引き続き利用することができます。

しかし、現在契約している光コラボ事業者からルーターなどのレンタルを受けている人は返却する必要があります。

代表的なのは、ソフトバンク光で使えるBBユニットです。

光コラボからレンタルしているWi-Fiルーターなどは返却しなくてはいけない可能性がある。

また、返却が必要な場合は事業者変更をする際に確認することもできるので、詳しくは後述します。

メリット2.そのまま使い続けられる

事業者変更ではそのままネットが使い続けられて、利用不可期間なし。

事業者変更では乗り換え時にネットが使えない期間が発生しません。

事業者変更の申し込みから約1週間後になると、自動的に乗り換え先の光コラボに切り替わるから仕組みだからです。

また、切り替えと同時に以前まで使っていた光コラボも自動的に解約になるので楽です。

補足

サービスによっては事業者変更をした後、オプションサービスが自動的に解約されない場合があります。

後述する「事業者変更のやり方・流れなどの全手順」の過程で確認できるので詳しくは後述します。

メリット3.光電話の番号を変えなくて良い。

従来までは光コラボで使っている電話番号を乗り換え先にそのまま引き継ぐことができませんでした。(電話番号を変える必要があった)

しかし、事業者変更では乗り換え後も同じ電話番号を引き続き使い続けることが可能です。

今まで、電話番号の変更がネックで乗り換えができなかった人にとっては大きなメリットになるでしょう。

メリット4つ
  • 同じ設備を使い続けるので、工事は不要
  • もちろん、工事費用も0円
  • 乗り換えるときでもネットが使い続けられる
  • 固定電話の番号を変えなくても良い。

デメリットは何? 注意点も合わせて解説。

事業者変更のデメリット・注意点としては、下記の4つがあります。

  1. 手数料が2回も取られる
  2. 光コラボで使っていたオプションが使えなくなる
  3. 違約金がかかる
  4. 工事費の残債がかかる

上記の全てが必ずしも全員が受けるデメリットではありません。

ただし、自分が当てはまるかどうかは確かめておく必要があります。

デメリット1.手数料が2回も取られる

事業者変更にかかる費用は、手数料だけです。

しかし、よく見落としがちなのは、手数料が2回にわたって請求されることです。

名目 料金 請求元
1.事業者変更承諾番号
を発行する手数料
3,000円 利用中の
光コラボから請求
2.新しく光コラボを
契約する手数料
3,000円 乗り換え先の
光コラボから請求

※一般的な手数料です。サービスによっては手数料が異なる場合もあります。

上記の手数料は事業者変更を行う過程で全員にかかる費用です。

事業者変更は0円で乗り換えができる!というわけではないことを覚えておきましょう。

「少なくとも6,000円ぐらいはかかるんだ」という認識を持っておくとよいでしょう。

手数料の負担を減らすためには?

事業者変更を行うときにキャッシュバック特典を見逃さないことです。

特に大手人気サービスではキャッシュバック特典が用意されていますので、必ず利用するようにします。

デメリット2.光コラボで使っていたオプションが使えなくなる

事業者変更をするということは、現在利用している光コラボで使っていたオプションが使えなくなる可能性があります。

※ 乗り換え先の光コラボで同様のオプションがあれば大丈夫です。

デメリット3.違約金がかかる

乗り換え先に事業者変更を申し込んだ後、今利用しているサービスは自動的に解約という扱いになります。

ですので、契約更新月以外に事業者変更をすると違約金が発生します。

契約更新月は、どのサービスも契約期間のうち2ヶ月間ほどしか存在しないので注意するようにしてください。

なお、違約金は10,000円~20,000円が相場です。

違約金を負担しないためには?

その方法は2つあります。

  • 契約更新月に事業者変更をする
  • 違約金を還元してくれるサービスへ事業者変更をする

デメリット4.工事費の残債がかかる

光回線を契約するときは必ず工事費用(15,000円~)がかかっています。

※ 大多数の人は毎月分けて支払っていることが通常です。(分割払い)

ですので、工事費をまだ支払い終えていない人は事業者変更をした後に一括で請求されてしまいます。

自分で調べるのが手間に感じる人へ

オプションのことや違約金・工事費の残債については自分で契約内容を調べるのは大変ですよね。

最も簡単な解決策としては、事業者変更をそのまま進めてみることです。

実は、事業者変更をするには「事業者変更承諾番号 」と呼ばれる番号を一番初めに取得する必要があります。

そのときに契約中の光コラボへ電話をする必要があるのです。

また、あなたがオペレーターに「他社の光コラボへ事業者変更をしたい」と申し出ると、必ず注意点も教えてくれます。

とくに当ページをご覧になられた人なら、

  • 「今、事業者変更すると違約金はいくらかかりますか?」
  • 「次に0円で解約できる時期はいつですか?」
  • 「支払い終えていない工事費はいくら残っていますか?」
  • 「使えなくなるオプションはありますか?」

といった具合で聞いてみると良いでしょう。

そこで問題ないようであれば、事業者変更を進めるために番号を発行してもらいます。

違約金などが高すぎて事業者変更にメリットを感じないなら、やめておきますと伝えれば大丈夫です。

デメリットや注意点4つ
  • 手数料で約6,000円がかかる
  • オプションが使えなくなる可能性がある
  • 違約金がかかる可能性がある
  • 工事費の残債がかかる可能性がある
教えるねっぴ先生

次に、事業者変更の流れと、連絡先の窓口を解説します。

事業者変更のやり方・流れなどの全手順

事業者変更をする手順は以下の通りです。

  1. 事業者変更承諾番号の取得
  2. 乗り換え先へ申し込み
  3. 約1週間後に自動で完了
話しかけるねっぴ先生

事業者変更をするために必要な番号さえ取得すれば簡単です!

STEP1:事業者変更承諾番号の取得

事業者変更承諾番号の例と説明

事業者変更承諾番号は、事業者変更をするために必要な番号のことです。

取得方法は簡単で、利用中の光コラボ事業者へ電話をして受け取るだけです。(窓口一覧は後述しています)

また、電話では下記のように伝えると良いでしょう。

「他社光コラボに乗り換えをしたいのですが、事業者変更承諾番号を頂けますか?」

サービスごとの事業者変更に関する窓口一覧

サービス一覧 電話窓口 受付時間
ドコモ光 【ドコモ携帯からの場合】
151
【その他】
0120-800-000
9:00~20:00
ソフトバンク光 186-0800-111-2009 10:00~19:00
ビッグローブ光 0120-04-0962 9:00~18:00
@nifty光 03-6625-3265 10:00~17:00
So-net光プラス 0120-45-2522 9:00~18:00
OCN光 0120-506-506 10:00~19:00
ぷらら光 【一般電話の場合】
009192-33
【携帯からの場合】
050-7560-0033
10:00~19:00
DTI光 【一般電話からの場合】
0120-830-501
【携帯からの場合】
03-5749-8091
10:00~17:00
AsahiNet光 0120-577-108 平日10:00~17:00
(年末年始を除く)
@TCOMヒカリ 0120-805633 【平日】10:00~20:00
【土日祝】10:00~18:00
IIJmioひかり 03-5205-4400 9:00~19:00
エキサイト光 0570-783-812 10:00~18:00
Marubeni光 0120-152602 9:15~17:30
enひかり 03-5534-9997 10:00~20:00
上記の表に無い場合は?

上記の表に該当するサービスが無い場合は、下記のNTT(フレッツ)公式ページで確認できます。

事業者変更に関するお客様向けお問い合わせ窓口一覧

このページでは、ご利用中のサービスを運営する会社ごとに電話番号と受付時間が記載されています。

もし、事業者変更承諾番号の取得に不安がある人はこちらの記事も確認しておきましょう。

※ 事業者変更承諾番号の取得に関する情報を1つの記事で取り上げています。

STEP2:乗り換え先へ申し込み

事業者変更承諾番号が取得できたら、あとは乗り換えたい光コラボへ申し込むだけです。

事業者変更承諾番号さえ持っていれば準備はできているので、サクサクと進むでしょう。

STEP3:約1週間後に自動で完了

申し込みから約1週間で、自動的に新しい光コラボへの切り替えが完了します。

もちろん、乗り換え先の光コラボからは契約書類なども送られてくるので安心してください。