詐欺なの?光回線の訪問営業の正体|悪質な手法に騙されるな!

光回線の訪問営業に悩まされる女性

光回線の訪問営業を受けましたか?

自分に関係のある話なのかな?と思って、話を聞いていくうちに…

段々と光回線サービスを契約する雰囲気にさせられてしまった!

そんな人が後を絶ちません。

契約後には、聞いていた内容と全然違う! 料金が高くなった! 無駄なオプションに加入させられた!などという被害も。

一体、彼らの正体は何なのか?

どんな手口で契約を取るのか?

訪問営業マンを通して契約して大丈夫なのか?

既に契約してしまった人も、そうでない人にとっても必見の記事です。

中には詐欺に近い悪質な手口を使う業者もいるので、騙されないためにも確認することをおすすめします。

もくじ
  1. 訪問営業をしてくる人の正体は?
    1. 代理店とは?
    2. 【注意】悪質になりやすいのは成果報酬型の訪問営業!
  2. 【危険】訪問営業で狙われやすいのはこんな人!
  3. 訪問営業で行われる悪質な3つの手口とは?
    1. 手口1.住人が勘違いするようなセリフを使う。
    2. 手口2.心理を突いた巧妙なマニュアルトーク
    3. 手口3.オプションへ加入させる
  4. 訪問営業を利用すべきでない3つの理由
    1. 理由1.最適なサービスが契約できなくなるリスクがある
    2. 理由2.営業マンの会社(代理店)の正体が分かりにくい。
    3. 理由3.キャッシュバックが少なくなる傾向にある
  5. 契約してしまった場合のキャンセル方法と費用は?
    1. まだ契約開始日になっていない場合は?
    2. 既に契約開始日を迎えている場合は?

訪問営業をしてくる人の正体は?

訪問営業をしてくるのは、代理店の従業員です。

代理店とは?

代理店とは、光回線サービスの契約を取る会社のことです。

具体的には、ソフトバンク光やauひかり、ビッグローブ光などを運営する会社と提携し、提携した会社が扱うサービスの契約を取るのが仕事です。

一言でいえば、業務委託された会社ですね。

例えば、

  • ソフトバンクと提携していれば、ソフトバンク光の契約を取る。
  • KDDIと提携していれば、auひかりの契約を取る。
  • ビッグローブと提携していれば、ビッグローブ光。
  • So-netと提携していれば、So-net光、NURO光。

このように、提携している会社のサービスを売るための営業活動を行うのが、代理店です。

ただし、代理店自体は決して悪い存在であるとは限りません。

みなさんが普段から利用するドコモショップ、ソフトバンクショップ、auショップも代理店として運営されていることからも明らかです。

携帯ショップに悪いイメージはないですよね。

携帯ショップも代理店が大半

大半の携帯ショップも代理店として活動する会社が運営しています。

ドコモやソフトバンク・auなどが直接運営している店舗は少なく、代理店が圧倒的多数を占めているのです。

※ 携帯ショップでも光回線の契約ができます。

【注意】悪質になりやすいのは成果報酬型の訪問営業!

訪問営業を行う代理店では、

  • 契約が1件取れたら、〇〇円の報酬が貰える。
  • 毎月〇〇件のノルマを達成しなければ給与が激減。

といった成果報酬型の給与体系が採用されています。

極端に言えば、「契約さえ取れればいい」といった営業方法になりやすい傾向にあります。

ですので、その延長線上に、詐欺とも思えるような悪質な手口を使いはじめる営業マンや代理店が登場し始めるわけです…。

ポイント
  • 代理店は大元から業務委託された会社のこと。
  • 便利な代理店はたくさんある。
  • 悪質になりやすいのは訪問営業を行う代理店や従業員。

【危険】訪問営業で狙われやすいのはこんな人!

訪問営業では、シングルマンション・ファミリーマンション・一戸建て問わず誰でも狙われます。

しかし、この中でも特に狙われやすいのはマンションで一人暮らしをしている人です。

なぜなら、

  • 1つの物件だけで数多くの訪問営業ができるから。
  • 1:1で話せて他の人に邪魔されにくいから。

といった2つの理由があります。

営業マンは、一人で住んでいる人はアドバイスを求められる家族がすぐ近くにいないことを知っています。

ですので、その場でうまく話せばあなたを自分のペースに乗せることができると自信を持っています。

そして、あなただけから同意を得れば契約が完了することも、一人暮らしが狙いやすい大きな理由です。

一方、ファミリーマンションや一戸建てなどでは、「夫(もしくは妻)に聞いてから。」などと返答され、成約までに至りづらい傾向にあります。

訪問営業で行われる悪質な3つの手口とは?

訪問営業でよく使われる3つの悪質な手口があります。

  1. 勘違いさせるセリフを使う
  2. 心理を突いた巧妙な話し方
  3. オプションへ加入させる

手口1.住人が勘違いするようなセリフを使う。

悪質な訪問営業マンは、インターフォンでドアを開けてもらうためなら何でも言います。

例えば、

  • NTTです。
  • KDDIです。
  • ソフトバンクです。
  • 工事担当者です。
  • 設備に関するお知らせです。
  • 光回線のエリア担当です。
  • 速度が速くなったのでお知らせです。
  • みなさん安く使えるようになりました。

このように、身元を詳しく明かさなくても気になるセリフを使ってドアを開けてもらおうとします。

特に、マンションの設備や工事などと言われると、自分に関係が深い内容だと思ってしまいドアを開けてしまう人が多いのです。

また、実際の口コミや評判を調べてみても、同様の被害にあっている人がいました。

手口2.心理を突いた巧妙なマニュアルトーク

訪問営業を行う代理店では、営業トークマニュアルがあります。

その中で最も代表的なものが、「YES取り」と呼ばれる心理を突いたトークです。

YES取りとは?

相手にYESと言ってもらえるような質問を行い続けることで、潜在意識の中で全てをYESとして受け入れさせようとする心理テクニック。

何度も同意していると、すぐに反論したくなくなる人間心理を利用したトークです。

たとえば、

  • 毎月のネット料金が安くなるの嬉しいですよね?
  • 皆さんが安く使えているのに、自分だけが高いのは嫌だと思いませんか?

などのように、契約前になるとYES取りをしてきます。

最後の決め手は、「それでは、(契約書に)サインだけお願いします。」といった感じです。

この場合では、営業マンのペースで話を進められて、契約内容を正しく理解していなくてもその場でサインしてしまう人が多いです。

手口3.オプションへ加入させる

光回線の契約だけでなく知らぬ間に不要な有料オプションへ加入させられる可能性もあります。

営業マンからすれば、有料オプションへ加入してもらうと成果報酬が上がる傾向にあるからです。

正しい説明がなく、加入させられてしまうケースもあるので注意してください。

また、「高額なキャッシュバックを出すにはオプションへの加入が必要」と言われるケースもありますが、騙されないでください。

キャッシュバックは1件当たりの報酬から差し引いて出されるので、営業マンもしくは代理店が手取りを多く残したいだけです。

キャッシュバックの高額水準は?

代表的なサービスの高額キャッシュバックの水準は以下の通りです。

  • ドコモ光:20,000円
  • ソフトバンク光:36,000円
  • auひかり:47,000円
  • NURO光:45,000円
  • ビッグローブ光:26,000円

不要なオプションへの加入なしで、この金額が貰えます。

3つの手口
  • 勘違いするようなセリフを言う。
  • 自分主導で話を巧みに進めていく。
  • ネット以外の不要なオプションもつける。

訪問営業を利用すべきでない3つの理由

訪問営業で光回線を申し込むべきではない全理由は以下の通りです。

  1. 最適なサービスが契約できなくなるリスクがある
  2. 所属する会社(代理店)の正体が分かりにくい。
  3. キャッシュバックが少なくなる傾向にある

理由1.最適なサービスが契約できなくなるリスクがある

そもそも訪問してきた営業マンが最適なサービスを提案してくれるとは限りません。

例えば、ソフトバンク光しか主に取り扱っていない代理店に所属している訪問営業マンの場合、ソフトバンク光だけを勧めますよね。

auひかりや、NURO光なども同様です。

自分の代理店で扱っているサービスしか提案してくれないのです。

また、根拠もなくこのサービスの方が良い!と主張してくる場合もあります。

例えば、速度が上がる!というセリフが代表的ですね。

訪問営業マンが言う「速度が上がる」はウソです。

光回線(1Gbps)を使って実際に出る速度は、各地域にあるプロバイダー設備の増強具合や、その地域における時間帯別の利用者数などによって変わるからです。

その情報は代理店レベルの業者は持っていませんし、一般的に外部公開もされていません。

また、速度は本当に変わるの?と悩んでいると、「他のお客さん(第三者)は上がったので間違いないですよ」と言ってきますが、騙されないでください。

※第三者話法と呼ばれる話術で、無関係の第三者を例に出すことで説得力を増す方法。

しかし例外として、NURO光だけは最大速度が2Gbpsを超えるので確実に速度は上がります。

理由2.営業マンの会社(代理店)の正体が分かりにくい。

訪問営業をしてくる人は代理店に所属しています。

しかし、代理店と言っても、厳密にはいくつかのレベルに分かれています。

  • 1次代理店(正規代理店)
  • 2次代理店
  • 3次代理店

1次代理店(正規代理店)

冒頭でお伝えしたように、光回線サービスの運営元と直接契約している代理店です。

比較的に規模が大きい会社です。

また、光回線サービスの運営元から監視が厳しい状態にもあります。

2次代理店

2次代理店は、1次代理店と契約関係にある代理店です。

2次代理店は比較的かなり多いイメージですが、訪問営業をしている会社もあります。

3次代理店

3次代理店レベルになると、正体が非常に分かりづらくなります。

フリーランスや個人事業主といった形で、2次代理店から業務を委託して働く人も多いレベルです。

訪問営業マンがどこの誰なのかを判断するのは極めて難しい!

訪問営業をする人は自分がどこの誰なのかをハッキリさせないことが多いです。

何かあったときに会社へクレームが来ると面倒くさいと考えているからです。

となれば、訪問営業マンが正体が分からないまま去って行ってしまいます。

一方で、契約が決まれば名刺を渡す営業マンが多いです。

※ 逆に契約に至っても名刺を渡さないのは非常に悪質です!

ただ、ここで問題になるのは、名刺をもらっても今までに見たこともないような会社名が書いてあることです。

なお、ホームページを調べても、「一見綺麗に見えるが、実際に何をしている会社なのか分からない」「従業員数も記載なし」といったレベルのところが多いです。

ですので、訪問営業マンの代理店(会社)の正体を知るのは不可能に近いです。

もし、その営業マンが悪質な代理店の従業員だったとしても分からないということです。

理由3.キャッシュバックが少なくなる傾向にある

光回線の契約では、代理店が独自にキャッシュバックを出すことで私たちがお得に契約できるようになっています。

そのため、非常に多くの人が代理店を経由してサービスを申し込んでいます。

特に、Web上に用意されているキャンペーンサイト(代理店が独自にキャッシュバックを追加で支払ってくれるサイト)では確実に多くのキャッシュバックが受け取れるので見逃せません。

しかし、訪問営業の場合はお客さんの顔色を見ながら、キャッシュバック額を上下させることが多いです。

また、初めからキャッシュバックの話をしない人もいるぐらいです。

なぜなら、キャッシュバックを渡さない方が、営業マンの給料・もしくは代理店の利益が上がるからです。

訪問営業では、できるだけ安いキャッシュバックで済ますのが理想的なのです。

つまり、訪問営業で光回線を契約すると損をする。

上記の内容をまとめると、訪問営業マンは、

  • 調べても正体が分かりづらく、
  • 紹介できるサービスが限られており、
  • キャッシュバックはできるだけ出さない。

といった特徴を持ちます。

最適なサービスをお得に契約したい私たちにとっては、できれば利用したくない要素だらけです。

契約してしまった場合のキャンセル方法と費用は?

契約開始日(開通工事)までにキャンセルの申し出をすれば0円で済みます。

訪問営業のあとは申し込み状態になっているだけで、契約開始日は新しいサービス使い始める日(工事日)だからです。

しかし、すでに契約開始日を迎えた人は「解約」をする必要があるため、費用がかかります。

この章では2つのケースに分けて具体的なキャンセル方法をまとめました。

  • まだ契約開始日(工事など)になっていない場合は?
  • 既に契約開始日を迎えている場合は?

まだ契約開始日になっていない場合は?

申し込みをキャンセルする方法は2つあります。

  1. 代理店に電話してキャンセルをする
  2. 申し込んだサービスに電話してキャンセルをする
教えるねっぴ先生

まだ開通工事が行われていない(契約開始日になっていない)なら、キャンセルは無料です。

方法1.代理店に電話してキャンセルをする

訪問営業をしてきた営業マンの名刺に記載された電話番号に電話して、「キャンセルしたい」と伝えます。

名刺には、営業マン個人の携帯、もしくは代理店(会社)の電話番号があるかと思いますがどちらでもOKです。

ただ、会社の電話番号に電話する方が無難にキャンセルが行えるでしょう。

方法2.申し込んだサービスに電話してキャンセルをする

申し込んだサービス側(〇〇光)に直接キャンセルの電話をします。

代理店の電話番号が分からないケースや、もう営業マンと関わりたくない人におすすめの方法です。

ただし、申し込みを行った当日ではキャンセルができない場合もあります。

なぜなら、訪問営業を行う代理店側が、サービス側にあなたの申し込み情報をまだ送っていないことがあるからです。

この場合、あなたの申し込み情報はまだサービス側に届いてもいません。

そんなときは、時間を空けてサービス側に電話をするか、「1.代理店に電話してキャンセルする」を行いましょう。

代表的なサービスのお問い合わせ先を表にまとめておきました。

サービス名 お問い合わせ先 受付時間
ドコモ光 【ドコモ携帯電話からの場合】
151
【上記以外】
0120-800-000
9:00~18:00
ソフトバンク光 0120-981-072 9:00~22:00
NURO光 0120-117-260 9:00~23:00
So-net光プラス 0120-117-268 9:00~21:00
ビッグローブ光 【携帯・PHS可】
0120-86-0962
【上記が利用できない時】
03-6385-0962
9:00~18:00
@nifty光 【ナビダイヤル】
070-03-2210
【携帯・PHS・海外などから】
03-6625-3232
10:00~19:00

申し込んだサービス名を検索し、お問い合わせページより電話番号を見つけてください。

なお、光コラボの場合はNTTの公式ページで見つけることもできます。

※光コラボとは、auひかりや地域限定回線以外のサービスを指します

下記のサイトでサービス名を検索し、リンク先へいくと電話番号が表示されます。

「光コラボレーション事業者さま」及び「お取り扱いサービス」一覧

既に契約開始日を迎えている場合は?

すでに契約日開始日を迎えているので、キャンセルではなく解約をする必要があります。

ただし、サービスを解約すると、

  1. 工事費用:15,000円~
  2. 違約金:約10,000円~
  3. (サービスの利用料は返金されない)
  4. (事務手数料も返金されない)

※ 工事費用は契約内容によってかからない場合もあります。(転用・事業者変更の場合)

といった具合で確実にをします。

どちらも合わせると万単位ですので、そのまま使われる方が良いでしょう。

契約開始日から8日以内なら「初期契約解除制度」が使える。しかし…

利用者の都合のみで契約を解除できる「初期契約解除制度」が存在します。

サービス側から契約書面を受け取った日から数えて、8日以内であれば違約金を支払うことなく解約ができる制度です。

しかし、この制度は違約金を免除するというだけでその他の費用は全て自己負担です。

そこまで有効的な策ではありません。