J:COMネットの速度が遅いって本当?理由や速度測定の結果を公開!

J:COMネットの通信速度を徹底調査

通信業界で速度が遅いと噂のジェイコムのインターネットサービス「J:COM NET」。

いざ検討していても、本当に速度が遅いのか?心配になってしまいますよね。

ですので当ページでは、

「どうしてJ:COM NETの速度が遅いと言われてしまっているのか?」

「J:COM NETの速度は本当に遅いのか?」

「J:COM NETが快適に利用できるケースはどんな場合か?」

上記の気になるポイントを解説します。

また、データだけではわかりづらいと思うので、実際にJ:COM NETを自宅で開通させて速度を測定した結果も公開します。

J:COM NETを少しでも検討されている方は事前に読むことで他社と比較する決定的な材料になるでしょう。

なぜJ:COM NETの速度は遅いと言われる?他社と比較してみた。

ケーブルテレビ回線を使ったJ:COM NETの速度が遅いと言われる最大の理由は、最大速度の遅さです。

以下の表をご覧ください。

最大速度
(下り)
最大速度
(上り)
利用可能レベル
1Mコース 1Mbps 512kbps メール受信・LINEなどチャットアプリ
12Mコース 12Mbps 2Mbps Web閲覧(画像が多いWebサイトは読み込みが少し遅くなる)
120Mコース 120Mbps 10Mbps Youtubeなどの動画視聴サービス(標準画質)
320Mコース 320Mbps 10Mbps 動画・映画視聴サービス(4Kでなければ高画質でも快適)
⇒J:COM NET人気No1コース
1Gコース 1Gbps 100Mbps 基本的な利用目的を全てカバー。

このように、J:COM NETでは利用目的に合わせて、最大速度が選べるようなコースを用意してくれています。

※また、1Gコースと呼ばれる光回線並みの最大速度が出るコースもありますが、地域が限定されていたり、マンションでは設備が無ければ利用できないなどの問題があります。

エリア名
関東 J:COM 熊谷・深谷、湘南(鎌倉局)、中野、小田原、市川・浦安 (市川エリア)、大田、武蔵野・三鷹、YY船橋習志野(船橋・習志野)、千葉セントラル、東葛・葛飾、八王子・日野(八王子エリア)、東京北(一部エリア)
北海道 J:COM 札幌(一部エリア)
九州 J:COM 熊本、福岡(一部エリア)
関西 J:COM 南大阪、堺(一部エリア)

※2019/7/23時点

つまり、大半の人がJ:COM NETで利用可能な通信速度は、最大で320Mbpsとなります。

320Mbpsと他社サービスの速度を比べると…

今、固定回線で一番人気の光回線系サービスと並べた表です。

サービス名 最大速度
(下り)
最大速度
(上り)
NURO光 2Gbps~
(=2,000Mbps)
1Gbps
ドコモ光 1Gbps
(=1,000Mbps)
1Gbps
ソフトバンク光 1Gbps 1Gbps
auひかり 1Gbps 1Gbps
ビッグローブ光 1Gbps 1Gbps
J:COM NET 320Mbps 10Mbps
無料系の
ネットサービス
100Mbps 100Mbps

一般的に、現在日本で普及しているのは1Gbpsの速度が出るサービス(光回線)なので、並べてみるとJ:COM NETの遅さが目立つかと思います。

※ちなみに日本で最速クラスのサービスはNURO光ですが、まだまだ限られたエリアや物件でしか利用できません。

J:COM NETが遅いと言われるのは、光回線サービスが速すぎることが原因。

あくまで最大速度の比較ではありますが、J:COM NETの値は320Mbpsで、非常に遅くみえることが分かります。

つまり、今人気の光回線サービスと比較した結果、J:COM NETの速度は遅いと見られるわけです。

【本題】実際のところ快適に使えるのか?評判を調べてみた。

どのインターネットも同じですが、最大速度〇〇bpsというのはあまり当てになりません。

実際に自宅でどれほどの速度が出ているかを表す「実行速度(実際の速度)」が大切だからです。

ですので、実際にJ:COMを利用している人の声(評判)を調査してみました。

なお、どれほどの実行速度があれば快適に使えるかの目安は以下の表を参考にしてください。

通信速度の目安がわかる表

上記の通り、実行速度は10~15Mbps出ていれば、日常的な利用をカバーしてくれると考えて頂いて構いません。

なお、今回は最も利用者の多いJ:COMの320Mコース(最大速度320Mbps)に絞ってみていきます。

※1Mコースや12Mコースでは使いモノにならないことは言うまでもないからです。

利用者の評判と実行速度をチェック。

【J:COM NET 320Mbps ⇒ 25Mbps
【J:COM NET 320Mbps ⇒ 20Mbps程度】

上記の人は快適な速度の目安は満たしているので、基本的には遅くない実行速度です。

【J:COM NET 320Mbps ⇒ 1.98Mbps
【J:COM NET 320Mbps ⇒ 120Mbps

評判をチェックした結果:

J:COM NETは320Mbpsのコースを契約して正しく利用していれば、例外を除き、日常利用で困ることはほとんどなさそうです。

というのも、そもそもの最大速度が320Mbpsですので、10分の1である32Mbpsぐらいは実行速度として出るのがごく一般的だからです。

ただ、中には劇的に通信速度が遅い人もいました。

これに関しては実際に試してみる他なさそうです。(次の章で実際に検証。

評判だけでなく、実際に自宅のJ:COM NETを測定してみた。

J:COMの実行速度を徹底検証した結果

私が最近引っ越してきたマンションでは、J:COM NETが利用できます。

ですので、実際に320Mコース(最大速度320Mbps)を契約して実行速度を測定してみました。

3種類の速度を調査
  • 通信速度【下り】:サイトを読み込んだりダウンロードしたりする速度。
  • 通信速度【上り】:ネット上にデータをアップロードする速度。
  • レイテンシ(ping):待ち時間を意味し、オンラインゲームなどリアルタイムでやり取りする際に重要となる。

一般的には通信速度【下り】だけ確認して頂ければよいでしょう。

ただし、オンラインゲームを中心に利用される人向けにレイテンシ(ping)も測定しました。

また、容量の大きいファイル(動画など)をネット上にアップロードされる機会が多い人向けに通信速度【上り】も測定しました。

朝10:00

通信速度【下り】 通信速度【上り】 ping(レイテンシ)
Wi-Fi(2.4GHz) 76.9Mbps 6.11Mbps 27ミリ秒
Wi-Fi(5.0GHz) 61.5Mbps 5.99Mbps 25ミリ秒
LANケーブル 161.8Mbps 4.92Mbps 25ミリ秒

お昼13:00

通信速度【下り】 通信速度【上り】 ping(レイテンシ)
Wi-Fi(2.4GHz) 60.5Mbps 9.18Mbps 28ミリ秒
Wi-Fi(5.0GHz) 69.2Mbps 5.93Mbps 26ミリ秒
LANケーブル 80.0Mbps 2.56Mbps 30ミリ秒

夕方17:00

通信速度【下り】 通信速度【上り】 ping(レイテンシ)
Wi-Fi(2.4GHz) 47.7Mbps 8.78Mbps 29ミリ秒
Wi-Fi(5.0GHz) 58.1Mbps 6..70Mbps 26ミリ秒
LANケーブル 159.2Mbps 4.20Mbps 25ミリ秒

夜19:00

通信速度【下り】 通信速度【上り】 ping(レイテンシ)
Wi-Fi(2.4GHz) 80.1Mbps 8.72Mbps 27ミリ秒
Wi-Fi(5.0GHz) 64.5Mbps 5.47Mbps 27ミリ秒
LANケーブル 144.2Mbps 8.61Mbps 23ミリ秒

夜21:00

通信速度【下り】 通信速度【上り】 ping(レイテンシ)
Wi-Fi(2.4GHz) 17.1Mbps 35.4Mbps 26ミリ秒
Wi-Fi(5.0GHz) 34.1Mbps 23.5Mbps 27ミリ秒
LANケーブル 47.4Mbps 57.2Mbps 24ミリ秒

夜24:00

通信速度【下り】 通信速度【上り】 ping(レイテンシ)
Wi-Fi(2.4GHz) 11.4Mbps 5.96Mbps 26ミリ秒
Wi-Fi(5.0GHz) 80.7Mbps 6.44Mbps 25ミリ秒
LANケーブル 171.6Mbps 5.83Mbps 25ミリ秒

J:COM NETの速度は遅かったのか?

測定した速度を見る限り、J:COM NET(320Mbps)の通信速度は快適です。

今回は、

  • Wi-Fi(無線LAN)
  • イーサネット(有線LAN=LANケーブルを繋いだ環境のこと)

どちらも試しましたが、通信速度は快適な数値が出ました。

ちなみに私は仕事で毎日デスクトップパソコンを8時間以上利用しますが、大きな問題はありません(イーサネット)。

プライベートではWi-Fiを使ってスマホやノートパソコンを利用していますが、SNS・動画・映画ともに問題ありません。

ただ、強いて言うとすれば、光回線を使っているときと比べて通信が不安定です。

通信速度の値は高いにも関わらず、ページの読み込みが遅いという矛盾した状況で、これはイライラします…。

ケーブルテレビ回線(光ハイブリッド方式)特有の問題だとは思いますが、ハッキリとした原因はわかりません。(下り・上り・pingとも良好なのですが…)

また、同じ家に住んでいる人が通信容量の大きいサービスを利用しているとき(動画や画像をネット上からダウンロードしてくるとき)は更なる注意が必要です。

誰かが容量の大きいサービスを利用していると、他の人がネットに繋がりにくくなるのです。

J:COM NETの最大速度が320Mbpsであること考えると、今の時代において余裕のあるインターネット環境とまでは言えないでしょう。

ただ、一人や二人で利用する分には320Mbpsの契約なら問題はないでしょう。

1M・12Mコースは論外

無料マンションでありがちな1Mコースや12Mコースは論外です。

私は12Mコースも利用したことがありますが、混雑時間帯になると非常に厳しい状態になりがちです。※遅いという評判も非常に多かったです。

J:COMでネットを楽しみたいなら一番人気の320Mコースが大前提だと考えましょう。

J:COMネットがおすすめの人・おすすめできない人

まずはじめに、J:COM NETには様々なコースがありますが、ネットを楽しむなら絶対に320Mbpsを推奨します。

他のコース(1M・12M)は、論外です。

昔なら1Mや12Mで使えたかもしれませんが、現在では利用するサービス(アプリやSNS)で求められる通信容量が増えてきているからです。

要するに昔と比べてインターネットの速度に対する基準が高くなっているのです。(Webサイト自体の進化・アプリの進化など。)

そのことを踏まえた上で、J:COM NETの320Mコースが、おすすめの人・おすすめできない人について結論を出します。

J:COM NET(320Mコース)がおすすめの人

こんな人におすすめ
  • 無料で利用可能なマンションに住んでいる人
  • 光回線が利用できない人
  • J:COMのサービスでネット以外に好きなサービスがある人※

まず、J:COM NET(320Mコース)が無料で利用できる物件がたまにあります。

また、マンションによっては光回線の設備自体が導入されておらず開通工事ができないといったケースもあります。

このようなケースでは、J:COM NETがおすすめです。

※ネット以外に好きなサービスがある人

※J:COMはインターネット接続サービスだけでなく、テレビで様々なコンテンツ(映画やドラマ等)が視聴できるようになるサービスも提供しています。

J:COM NET(320Mコース)をおすすめできない人

こんな人にはおすすめできない…
  • 余裕を持った通信速度でインターネットを利用したい人
  • 複数人で利用しても十分に耐えられるネット・Wi-Fi環境が欲しい人
  • オンラインストレージ(Google Photoなど)といったネット上で動画や写真を保存するサービスを高速で利用したい人
  • オンラインゲームをするため、安定した回線が必要な人

辛口ではありますが、インターネット(Wi-Fi含む)利用を重視するならJ:COM NET自体がおすすめできません。

なぜなら、コスパが良くないのです。

今、日本で主流の光回線サービス(1Gbps~)と比べて、料金が高い・最大速度が遅いという事実があるからです。

ですので、もし「光回線(1Gbps)とJ:COM NETどちらにしようかな」という選択肢があるならば、光回線を選んでください。

また、光回線はアップロード速度(下り速度)も速いです。

※上り速度→ 光回線(1Gbps=1,000Mbps)|J:COM NET(10Mbps)

下り速度(アップロード速度)とは、みなさんがインターネット上に写真や動画をアップロード(送信)するときに必要となる速度のことです。

たとえば、写真や動画を保存できる「Google Photo」「Amazon Photo」や、エクセル・ワードなどのファイルデータ系なら何でも保存できる「Google Drive」「Dropbox」といったサービスでよく使われる速度です。

これから思い出として残っていく綺麗な写真や動画のことを考えて、下り速度も速い(1Gbps)の光回線がさらに重視されていきます。

ちなみに、2つの選択肢がある人は以下のような人を言います。

  • 一戸建てに住んでいる
  • 光回線の設備が導入されているマンションに住んでいる

一戸建てに住んでいるなら、基本的には契約できる回線は自由に選べますし、マンションに光回線の設備が既にあるならJ:COMでなくてもよいのです。